第53回欧州国際腎臓学会発表のご報告

 今年はウイーンで欧州国際腎臓学会が開催されました。東京女子医科大学臨床工学部 安部 貴之先生と下肢血流の指標であるABIについて共同研究させていただき、その発表がありました。ABIの低下は生命予後と関連し、ABI低下の予見因子としては高齢であること、血清クレアチニンが低値であることが挙げられました。全身の動脈硬化の現れとしての末梢動脈疾患は血液透析患者さまにとって、重大な合併症です。

臨床のみならず研究面でも関連病院と連携し医療の発展に貢献できるよう、頑張っていきます。