透析医療を考える会でのレストレスレッグス症候群に関する発表のお知らせ

103日透析医療を考える会が都内にて行われ、レストレスレッグス症候群に関する話をいたしました。レストレスレッグス症候群は、特に下肢を中心とした異常感覚のために、「どうしても脚を動かしたい」という耐え難い運動欲求が生じる感覚障害があります。夕方から夜間にかけて症状が強まるためしばしば不眠の原因となり、仕事や生活に支障をきたすこともあります。

✔血液透析患者は高率にレストレスレッグス症候群を合併し、うつや睡眠障害に関連します。

✔レストレスレッグス症候群の症状は多彩で患者さま自身うまく表現できないことがあり、疾患の啓発が大切です。

 

✔レストレスレッグス症候群に対するロチゴチン (ニュープロパッチR) による加療は、周期性四肢運動を抑え、血圧、脈拍を抑えることが報告されており、生命予後を改善する可能性もあります。